第26回 継続研修を実施しました。
第26回 継続研修を令和6年11月27日(水)13時20分~16時50分に実施しました。
於:福岡県社会保険労務士会事務局 大会議室
この研修は、福岡家庭裁判所に提出している後見人等候補者名簿に登載されている会員が受講
しなければならない能力担保の必須研修です。
◆研修内容◆
第1部 成年後見制度の現状と課題
講師:西南女学院大学教授 北九州成年後見センター理事
今村 浩司 様
第2部 成年後見制度の将来展望(特に意思決定支援)
講師:西南女学院大学教授 北九州成年後見センター理事
今村 浩司 様
第1部の研修では、成年後見制度の現状と課題について学ぶとともに、法制審議会で検討が
進められている制度見直しの方向性や利用促進に向けた取り組みについて理解を深めました。
また、中核機関の整備状況や地域連携ネットワークの構築、さらには福岡県の現状と北九州市
における課題など、制度を取り巻く様々な課題について知見を得ました。
第2部の研修では、成年後見人の最重要課題である意思決定支援について学習を深めました。
具体的には、その根拠となる障害者権利条約や憲法第13条(自己決定権)の理解から、意思
決定支援の意義と原則、代理決定支援の在り方、さらには成年後見人の役割と課題について
解説を受けました。これらを通じて、意思決定支援の観点から成年後見制度の将来像について
の理解を深めることができました。
◆研修会の様子◆
新しくなった福岡県社会保険労務士会事務局の大会議室で初めて実施しました。